オシャレな雰囲気に酔って買ってしまったサイズの小さい靴。

私が25歳のときのことです。当時は自分のファッションセンスにまったく自信が持てていませんでした。それですごくおしゃれな友達に、どこで服を買っているのか聞いたりしていました。

ある友達から教えてもらったお店は、とてもセンスの良いセレクトショップです。自社ブランドも展開しつつ、国内や海外の、流行に敏感でいてオリジナリティーもあるような素敵なブランドを取り扱っていました。店内の雰囲気もすごく洗練されていて、私にはちょっと入りづらい感じもしましたか、その店の中にいるとうっとりとした幸せな気持ちになれました。
なかなか値段も立派なものが多くて、そんなに気軽に買える感じではなかったのですが、たまに、シーズンが過ぎてしまった商品がセールで売り出されていました。その中に、憧れのクリスチャン・ルブタンのパンプスがありました。確か値段は3〜4万円だったと思います。試着してみて少しきつい気もしましたが、なんとかイケると思って購入。まさか自分にルブタンの靴が買える日が来るとは思っていなかったので、本当にうれしかったです。

しかし、デザインは私好みでヒールもあまり高くなくて調度いいのですが、やっぱり私の足には少し小さかったのか、履いて歩いていると痛くなります。玄関に置いて目にするたびにうれしい気持ちにはなるのですが、履いて出かけるのに一苦労です。痛いのを我慢して使っていましたが、ごくたまにしか履く気になれず、やがて私がよく使う靴は6千円のパンプスになりました。

やはりどんなに憧れのブランドで、素敵なデザインだったとしても、服や靴などの身につけるものはサイズが大事です。そのモノが主役なのではなく、着たり履いたりする自分が主役です。当たり前のことですが、自分が使いやすいものが一番だなと痛感しました。置いて眺めるだけでも幸せな気持ちにはなれましたが、自分はそんなに金銭的な余裕のある暮らしをしているわけではないので、失敗だったと思っています。
また自分に自信のなかった私は、おしゃれなショップのムードに酔ってしまっていました。そこでも主役は自分でなくなっていました。本当に自分が必要なもの、欲しいものがわからなくなっていたと思います。そのショップはしばらくしてなくなってしまいました。やはり、あまり実用的ではなかったのかなと思いました。

センスが良くて雰囲気のあるショップで、買い物をするのは楽しいことです。しかし、買うのは自分だということを、忘れないようにしたほうがいいと思います。うっとりしたり、テンションが上がったりするのは良いことですが、自分に合うものを手に入れてこそ、暮らしが幸せになるものだと思います。

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このページは、pppが2019年1月27日 10:10に書いたブログ記事です。

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